法政大学大学院経営学研究科 法政ビジネススクール

学生の声

MBA修了生・現役生の声

齋藤 優介

大学院生活と自身のキャリアディベロプメントへの活かし方

齋藤 優介
2012年3月修了
勤務先 / 株式会社アイメックス

 私は、システムエンジニアとして社会人をスタートさせ、会計システムの開発に携わったことをきっかけとして会計に興味を持つようになり、職種を経理職へ変更し現在に至ります。意識的にIT、会計と2つの業務領域を深めていくことを通じて、経験・知識・スキルを増やしてきましたが、ITも会計も企業経営の中の1分野であるため、学んだ分野を見直す意味でも経営学を学んでみたいという思いが強くなり、大学院へ通うことに決めました。また、外資系メーカーに勤めていたので、働く場所が日本でなくても活躍できるような人材を目指したいと考え、いくつかあるコースのなかで国際経営コースを選択することにしました。

 久しぶりの大学生活は働きながらのチャレンジであったので、1年目で卒業に必要な授業単位を全て取得し、2年目は修士論文の執筆作業に集中する戦略をたてることで、無事2年間で卒業することができました。これも丁寧にご指導くださった先生方や、励ましあえる同期の存在が大きかったと感じております。

 大学院の授業のなかで実務家として活躍されている方のお話を聞くことができるワークショップは、仕事の躍動感を感じることができるのと、数人でチームとなり共同作業を通してプレゼンテーションを発表する機会もあり、学生同士の結びつきを強くすることができたので、楽しく有意義な時間であったと感じております。 大学院を卒業するのとほぼ同時期に主要部門へ異動することが決まりました。今後は大学院で学んだ経営学を活かし、会社の経営を踏まえた上で業務にあたっていきたいと考えております。

 このような考えもあって2014年10月より新しい会社に転職し、会計でも決算業務ではなく原価会計、予実管理などの管理会計を軸とした仕事を行うことになりました。 大学院で学んだ経営学の実業における成果は、即効性のある資格やスキルとは違い、長い期間のなかでリターンのある投資となると思うので、これから進学を考えている方は、それを考慮の上でご自身のキャリア構築に組み入れることができれば、有意義な大学院生活を過ごすことができると思います。

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