7月2日（土）に、博士課程の学生による研究報告会（「博士コースワークショップ」）が開催されました。 博士コースワークショップは、博士課程に在籍する学生が研究成果あるいは途中経過を発表する博士論文中間報告の場であり、博士論文審査の前に、このワークショップで3段階のステップをクリアする必要があります。

今回は、4名の学生が研究計画もしくは研究成果の発表を行いました。質疑応答の時間には、教員と学生との間で、緊張感のある熱のこもった議論が交わされました。 博士コースワークショップは、指導教員、副指導教員だけでなく、隣接する分野の教員からも多様な意見が得られる機会です。また、今回は発表しない大学院生にとっても、ワークショップの聴講によって学術研究の進め方の理解が深まります。ここで出されたコメントをもとに、発表者は今後どのように研究を進めていくかを考え、研究の質を高めていきます。

博士論文では、どのような新しい知見や発見が得られるのか、4名の研究成果が今からとても楽しみです。