国際経営コースのワークショップでサンテックパワー・ジャパン取締役社長高瞻氏講演
国際経営コースのワークショップは、2017年5月13日(土)にサンテックパワー・ジャパン株式会社 高 瞻 社長をお招きして講演会を開催しました。サンテックパワー・ジャパンは2014年に中国大手新エネルギー企業の順風インターナショナルクリーンエナジー(SFCE)の傘下に入り、太陽光発電モジュールの製造販売を手掛け、クリーンエネルギーのトータルソリューションのプロバイダーを目指しています。高氏は、日本法人の経営責任者として、経営戦略の転換と業務統合に取り組んでおられます。「Suntech Power Japan の買収された経緯 :2度のPMIについて」を題とする講演では、高氏は2回にわたるM&Aの経緯と、買収後に直面した様々な課題を克服するための取り組みを紹介され、事業再編と戦略転換の重要性について語られました。講演後に、高氏と受講者は活発なディスカッションを行いました。
今年度の国際経営コースのワークショップは、「グローバルM&A・アライアンスにおける組織・オペレーション統合」を統一テーマに設定しています。国境を超える企業買収や戦略提携後の業務統合プロセスに焦点を当てて、実際に統合プロセスに携わった経営者・実務家をお招きして、統合の経験および教訓を伺い、突っ込んだ討論を行う特殊授業です。受講者は17名です。