6月10日（土）に、マーケティング・コースのM2の院生による修士論文中間報告会が開催されました。この報告会では、マーケティング・コースの教員、大学院生（修士課程）が一堂に会します。

今回は、社会人院生6名、昼間院生2名が修士論文の進捗状況を報告し、質疑応答の時間には教員と院生の間で緊張感のある議論が交わされました。いずれの研究も、この時期としては順調な進捗状況でした。この報告会を実施することにより、修士2年生の院生は指導教員以外の教員からさまざまな意見を得ることができ、論文のブラッシュアップにつながります。

来年度に修士論文作成を控えた修士1年生の院生にとっては、研究・論文とは何なのか、問い（リサーチ・クエスチョン）を研ぎ澄ませるとはどういうことなのか、先行研究のレビューとは何をする作業なのか、理論や分析枠組みはどう役立つのか、仮説や命題とは何か、調査・分析方法にはどのようなものがあるのか、その長所と短所はどこにあるのか、など、多種多様な学びを得ることができます。

いずれの報告者も、学術的・実務的に意義のあるテーマに取り組まれており、最終的にどのような修士論文に仕上がるのかとても楽しみです。