修士論文中間報告会(マーケティング・コース)
10月14日(土)に、マーケティング・コースのM2の院生による修士論文中間報告会が開催されました。6月10日に続いて今回が第2回目です。この報告会では、マーケティング・コースの教員、大学院生(修士課程)が一堂に会します。
今回は、社会人院生6名、昼間院生2名が修士論文の進捗状況を報告し、質疑応答の時間には教員と院生の間で緊張感のある議論が交わされました。研究の進捗状況は個々人により様々ですが、いずれも学術的・実務的に意義のあるテーマにチャレンジしたものとなっていました。
この報告会はマーケティング・コースの特徴で、修士2年生の院生には、指導教員以外の教員からさまざまな意見を得ることで論文の完成度を高める機会となっています。来年度に修士論文作成を控えた修士1年生の院生にとっては、研究・論文とは何なのか、問い(リサーチ・クエスチョン)を研ぎ澄ませるとはどういうことなのか、先行研究のレビューとは何をする作業なのか、理論や分析枠組みはどう役立つのか、仮説や命題とは何か、調査・分析方法にはどのようなものがあるのか、その長所と短所はどこにあるのか、など、多様な学びを得る場所となっています。
修士論文の完成まで時間はそれほどありませんが、この時期の頑張りにより論文のクオリティが急激に上がることもよくあります。最終的にどのような修士論文に仕上がるのか楽しみです。