法政大学大学院経営学研究科 法政ビジネススクール

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法政大学経営学研究科であなたは何を学べるか! 第3弾

シリーズ「法政大学経営学研究科であなたは何を学べるか!」では,法政大学経営学研究科への入学を検討している皆さんへの教員からのメッセージをお届けしています。

第3弾は,人材・組織マネジメントコースの小川憲彦教授とアカウンティング・ファイナンスコースの福田淳児教授からのメッセージです。


働く社会人が大学院で得られるものは何でしょう。それは、新しい①時間、新しい②学び、そして、新しい③出会い、ではないでしょうか。

 社会人は概して時間がありません。一方、大学院の授業では毎回課題があり、クラスでも貢献が求められます。しかし、忙しさやそのハードルの高さゆえに、一層濃密で充実した①時間が得られるでしょう。それは、生活全体の在り方や人生全体の時間配分を見直す時間にもなるでしょう。

 また、社会人は経験を伴った②学びが可能です。かつて空論に思えた理論が、経験と照らし合わされることで血肉の通った知恵になります。社会人だからこそ、その面白さや奥深さとともに応用可能性に気づき、心躍ることでしょう。学びの目玉は修士論文の作成、すなわち研究です。それは新たな知見を生み出す行為ですが、そうしたアウトプットを見越した時、学びは一層自発的で効果的なものとなります。受験等のためではない本当の学びと、再び向き合うことができます。

 最後の③出会いは、同じ志を持って学ぶ仲間だけではありません。新しい世界、新しい見方、そして新しい自分との出会いでもあります。勿論、我々教員も皆さんと出会える日を心待ちにしております。

                   (人材・組織マネジメントコース 小川憲彦教授)


社会人大学院の授業では,教員とそこに集う学生の皆さんが一つのテーマについて,積極的に意見交換を行い,議論を戦わせることで,研究や学習が進展していきます。

 私は大学院では管理会計論を担当しています。管理会計論の授業では,財務的また非財務的な情報が組織内での意思決定や業績管理へどのように役立っているのかについて,さまざまな文献やケースを手がかりに皆さんと議論をしています。

 私の現在の研究テーマは,企業が既存の製品をより効率的に生産し,その改善を行うと同時に,新製品を迅速に開発し,市場に送り出すためにどのようなマネジメントの仕組みが有効であるかを明らかにすることです。既に,既存製品の改良と新製品の開発を一つの組織の中で同時に効果的に実施するための予算などのマネジメントの仕組みのあり方,またその利用方法についての質問票調査を実施しています。授業の中でも,質問票調査で得られた結果について取り上げることで,皆さんと積極的な意見交換をできればと考えております。私の研究が,皆さんの今後の研究また実務の手助けに少しでもなることができればうれしく思います。また,ぜひ皆さんの見解も聞かせていただければと思います。皆さんとお会いし,意見交換できる日を楽しみにしています。

(アカウンティング・ファイナンスコース 福田淳児教授)


 

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