法政大学大学院経営学研究科 法政ビジネススクール

学生の声

MBA修了生・現役生の声

渡邊 一隆

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渡邊 一隆
2017年3月修了
勤務先 / 製造業

 理工系の学部を卒業し、HBSの修士課程に入るまでいわゆる「理系畑」を歩んできました。その中で、企業が成長をして行く為に必要なことが何かに興味を持ち、HBSの門を叩きました。経営学というと、理系とは無関係のように思えるかもしれませんが、イノベーションの話に限らず、人が介在するところには、経営学的な視点が有効であることを学びました。世の中の多くの企業が優れた技術(テクノロジー)を持ち合わせていても、なかなか成長に寄与できていないのは、そのような視点が不足しているからかもしれません。
 
 HBSの特徴は、何といっても教員 と学生との関係の濃さにあります。授業における学生数は多くても10人程度、少ない場合は2,3人という事もあります。その為、教員が学生一人一人に十分な時間をかけられます。座学とケーススタディのどちらの授業でも、単に聞いているだけでは、なかなか理解度は深まりません。しかし授業では頻繁に教員や学生間でディスカッションが行われますので、テキストからの情報だけでなく、学生からの経験や情報も多くインプットされます。その為、事象を多面的に捉える事ができ、理解度が増しました。
どの授業も学生の理解度と充実度がとても高い授業となっています。また修士論文の指導では、一年をかけてテーマの選定から、調査、執筆(その中には多くのやり直しが含まれます)を行う根気と忍耐を必要とします。そのロングランで一緒に伴走して頂ける先生がいらっしゃる事はとてもありがたいです。教員からきめ細かい指導を受ける為、修士論文の研究内容以上に修論を作成する過程を通して多くの事を学ぶ事ができます。
 
 もし、修士課程に興味はあるけれど、色々制約があって迷っているようでしたら、進学をお勧めします。仕事や日常生活の上に学業を成り立たせるのは、確かに難しいです。しかし、それ以上に得るものは大きいと思います。そして、具体的に習得したいテーマを持っている方でしたら、迷わず進学してください。巷で手に入る書籍や情報以上に財産となる物が手に入ると思います。

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